私の娘が突然、「モデルになりたい。」と言い出しました。
事の発端は、先日娘にどうしても！と言われ、連れていかれた関西コレクション。
日本のファッションショーの中でも大きいコレクションだそうで、昨年娘の友達が行っていたのがとてもうらやましかったようです。
今回は娘の好きなモデルさんが出演するみたいで、「チケットがとれたよー。」と伝えると、もう大興奮で大変でした．．．。
でも、娘も中学生になり、思春期に足を突っ込む年齢になりました。
それぞれの予定が忙しく、家族とどこかに出掛けることも減ってしまい、自然と会話も少なくなります。
寂しいですが、大人になってきているのかな．．．と半分諦めていました。
でも、こういう無邪気な表情を見るのは、やっぱり親としてとても嬉しいものですね。
何も知らない私のためにと、色んなファッション雑誌を広げて、出演するモデルさんを教えてくれたり、TVを見ていてアーティストさんが登場すると「この人たちも関西コレクションにでるんだよー！」と嬉しそうに話してくれたりするものですから、付き添い人気分１００％だった私も日が近づくにつれ、だんだん楽しみになってきました。
会場は京セラドーム。
予想以上の人の多さに圧倒される私を尻目に、テンション急上昇な娘。
ステージに念願だったモデルさんが登場したときは叫び声に近い歓声をあげていました。(笑)
抜群のスタイルで堂々とランウェーを歩くモデルさんを、こんなにも間近で見られる機会なんて、私たちが娘くらいの年齢の頃には無かったイベントですから、私もドキドキしました。かっこいいです、本当に。
帰りの電車の中で、興奮冷めやらぬ娘が一言。
「私もあんなステージに立ってみたい。モデルになりたい。」
初めてみるようなキラキラした眼で話しました。
憧れるってこういうことなんですね。
この年齢で自分の目でリアルな現場を感じて、夢を抱けることってとても素晴らしいな、とわが娘ながら私は思いました。
と同時に羨ましいですね。
あんな表情を見せられた後に言われたら、応援せざるを得ないじゃないですか。(笑)
最終更新日 2025年4月29日
