幅広い世代に支持されている「マンガで分かる心療内科」の魅力

新聞やニュースで、「マンガで分かる心療内科」という本がヒットしていると見聞きをされた方は大勢いらっしゃるでしょう。
このマンガは2010年に初版が出版され、その当時は約1,200冊しか売り上げを記録していなかったものです。
ところが2020年4月、大手通販サイトで急激な売り上げ部数を誇るようになりました。
2020年8月時点で約15万冊を売り上げ、今現在で10版目が出版されています。

 

コロナ渦による精神的な不調を訴えている方が数多く購入

10年も前に出版された「マンガで分かる心療内科」が、なぜ今ヒットをしているのかその謎に迫ってみましょう。
実際に通販サイトで購入された方々の口コミに目を通すと、コロナ渦による精神的な不調を訴えている方が数多く購入されていることがわかりました。
2020年2月に中国・武漢から発生した新型コロナウイルスは、瞬く間に全世界へと広がりました。
日本でも4月から5月の1か月間にわたり、ロックダウン(都市封鎖)をなされました。
未曾有の事態に我々はどう対処したらいいか分からず得体の知れない大きな不安に苛まれたことでしょう。
これが大きなストレスとなった方もおり、精神的な不調を引き起こすトリガーになったといえます。
眠れない・四六時中不安な気持ちがある、食欲がでないというのがストレスを受けている合図なので、迅速に適切な医療機関を受診して治療に取り組むのが望ましいです。

 

心療内科の役割

ではその適切な医療機関がどこなのかというと、心療内科という訳です。
心療内科は総合病院はもちろんのこと、街中の個人クリニックとしても存在しています。
しかし、内科や外科等の医療機関とは異なり日頃お世話になっているという方は、さほどいないのが実情です。
精神的な疾患を治療というのも想像し難く、目に見えない心をどうやって治療するのだろうかと疑問が膨れ上がってしまいます。
この謎を追及・解明しているのが医師であるゆうきゆうの「マンガで分かる心療内科」です。
医学書ではあるものの難しい専門用語は一切使用されておらず、愛らしいキャラクターが活躍するマンガで幅広い年代層が目を通せるように工夫されているのも特徴です。
心療内科で実施している治療、どんな症状を感じたら受診した方が良いのかを詳しく記述されています。
未曾有の危機により心に大きなショックを受けた方にとって、今頼れるのが心療内科の医師です。

 

まとめ

心の不安を吐露し、健康な心と身体を取り戻す手助けをしてくださることでしょう。
そのきっかけを掴みたい方が多く、「マンガで分かる心療内科」がヒットしています。
 

最終更新日 2025年4月29日