脚を露出する生活を送っているなら、ひざの黒ずみに気を使う必要があります。
生活感が強く出たり、汚く見えてしまう危険がありますので、対策方法を考えていきましょう。
ひざが黒ずみの原因は古い角質が固まってしまっていることや、色素沈着が考えられます。
症状が重ければ美容系の医療技術に頼る必要が出てきますが、そこまで酷くなく、まず自分で手入れをしたいという場合には、自宅でできる方法にチャレンジすることをおすすめします。
とても安価に、お手軽にお手入れをする方法として、重曹を使ったお手入れがあります。
重曹には古い角質を取り除く力が備わっていますので、この力の助けを借りましょう。
重曹は割と身近な店舗で購入できます。
普段から食料品の買い出し目的で利用しているスーパーに置いてあるでしょう。
ドラッグストアやホームセンターなどでも見かけられる場合が多いです。
値段はさほど高くありませんので、見つけたなら早速購入しましょう。
ただし、お掃除用として販売されている重曹よりは、食用として販売されている重曹のほうが向いていますので、できるだけ食用の重曹を選んでください。
重曹に水を加えて作っていきます。
大さじ1の重曹に対して、小さじ1の水を加えます。
よく混ぜ合わせてください。
こうすることで重曹がもっちりとしたペースト状に変化します。
ペースト状にした重曹を、気になる部分につけるのが基本です。
黒ずみのあるひざの部分に塗りましょう。
擦りつけるような塗り方はしないでください。
指の腹を使って、やさしくマッサージするようになじませるのがポイントです。
円を描くようにすると、塗りやすいでしょう。
塗った場所を、水やぬるま湯で洗い流してください。
あつすぎるお湯は肌に負担がかかりますので、水に近いぬるま湯で洗ってください。
綺麗に洗い流したら、清潔なタオルで水分を拭き取ります。
拭き取るときにも決してゴシゴシと強く擦る作業を行わずに、押し付けるように水分を拭き取りましょう。
これで重曹のペーストを使ったお手入れは完了です。
しかし、このまま放置すると肌が乾燥してしまいますから、仕上げに化粧水や保湿クリームで整えてあげてください。
化粧水や保湿クリームは普段から顔に使っているもので構いません。
たっぷりと保湿してあげましょう。
ちなみに角質の硬さが気になるなら、ひざ用のクリームを塗っても構いません。
重曹を使ったお手入れ方法は、月に1~2回のペースで行うのがおすすめです。
■ひざの黒ずみの原因とケアするときのポイント
黒ずみといえばシミやアザが有名です。
特にシミに対する悩みを抱えている人は多く、顔用の美白化粧品が人気を集めていますが、黒ずみが発生しやすい部分は他にもあり、多くがひざで症状が見られます。
この部分が黒ずんで見えたり、茶色く見える人がいますが、顔に比べると気にする人が少ないため、ケアを放置されがちです。
しかし、他人がその部分を見ている可能性がありますので、顔同様にきちんとケアすることが大切です。
ひざの部分が黒ずむ原因として、メラニン色素の増殖があります。
メラニン色素は紫外線ダメージに反応して増殖する性質を持っていますから、常に脚を露出するスタイルをしている人は気を付けなければなりません。
また、関節部分であり、皮膚の伸縮するためにやや皮膚に余裕がある状態でついていますので、シワが目立つようになっています。
シワの溝が影になって、黒ずんでいるように見えやすいのも原因です。
この部分は皮脂や汗があまり出ません。
皮脂腺や汗腺が少ない部分だからです。
そのために水分量が少なく乾燥しやすい特徴を持っており、摩擦によるダメージが多くなり、これによってもメラニン色素が増殖することがよくあります。
これらの原因を踏まえた上で、ひざの黒ずみケアの方法を考えていかなければなりません。
原則として、ケアを行っても原因が取り除けないと意味がありませんので、自分の生活を見直す必要があります。
紫外線を浴びやすい生活を送っているなら、黒ずんでしまう部分が日差しを浴びないような服装にしたり、日焼け止めクリームを塗るなどして対策しましょう。
摩擦に関しては服装に気を付けます。あまりにも体にぴったりとした服装を好んで着用していると、摩擦が発生しやすい状態になりますので、少しゆとりのある服装にしたり、肌にやさしい素材の服装にするなど工夫します。
むやみにかじったり、お風呂でゴシゴシ洗いをするようなこともやめましょう。
シワに関してはある程度仕方がない部分がありますが、シワを増やさないケアがおすすめです。
おすすめのケア方法として、皮膚を滑らかにするグッズを使うようにします。
ひざ用のクリームを塗ることで、表面を滑らかにしてシワのできにくい状態にします。
オイルでも構いません。
ひざが乾燥すると角質が硬くなってしまい、メラニン色素がいつまでも留まってしまいます。
やさしく洗いながら古い角質を取り除きましょう。
その後にクリームやオイルを塗って角質を柔らかくするのが、基本的なケア方法です。
最終更新日 2025年4月29日